2016金融タイムス12月15・25日号

2016/12/15・25号
「預金保険料率見直しを」
マイナス金利で苦境にー全信協・佐藤会長が言及
 「中小企業等の金融の円滑化に関する意見交換会」が、12月6日、金融庁会議室で行われ、麻生金融大臣はじめ政府関係者と、全信協ら民間金融団体トップが一堂に会した。地方経済や中小企業、個人消費が力強さを欠き、先行き不透明感が漂う中、麻生金融大臣は、金融機関に目利きによる「事業性融資」で企業や産業を育てるよう促し、各地域金融団体トップは政府に経済対策を求めた。また、マイナス金利による“経営圧迫”に、信金・信組界から悲鳴が上がり、佐藤全信協会長(多摩信金会長)は「預金保険料率の引き下げ」を要望。ゆうちょの預入限度額の引き上げについても悪影響が出ているとし、限度額の再引き上げに慎重な検討を求めた。



他、信金関連記事  
新聞購読のご案内新聞購読のご案内 読みもの 出版のご案内出版のご案内 検索