- 2015/8/15号
- 戦火 そのとき信組は
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今年8月15日、日本は終戦から70年を迎える。軍部が意気揚々と始めた太平洋戦争であったが、資源も資金も技術も劣る日本の戦況は悪化の一途を辿り、終戦直前には米軍に空を攻め込まれ、原爆、焼夷弾を容赦なく投下されて一般市民の膨大な犠牲を出すに至った。広島、東京など爆撃を受けた地は焼き尽くされ、生産・経済活動どころではなく、当時の信組(その後の信金)は一瞬にして「存続の危機」に晒された。関係者は当時、どのような状況に晒され、戦火を生き延びたのかーー。
●広島市信組−−原爆投下 組合長、専務、多くの職員を失い9店舗全半壊
生存者奔走 4日後再開
「非常払い出し 一日でも早く」
●城南信組−−戦況悪化 スピード合併
15信組、4カ月で実現
●小松川信組、東武信組
合併か独立路線か
●荒川信組−−本店地下で業務継続
●稚内信金−−逆風の中 産声
●水戸信組−−開設7カ月後 空襲被害に
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