- 2013/7/15号
- 原発事故 最悪の経営危機に必死の対応!
- −あぶくま信金、復活ドキュメント
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【南相馬】2011年3月、東日本大震災で福島第一原発が次々に爆発。全16店舗(出張所含)中、原発の半径30km内に11店舗が集中するあぶくま信金(理事長・半澤恒夫氏)では、当時4店を除きすべてが警戒区域等の「圏内」に指定された。「想定外」の過酷事故に、事前のBCP(事業継続計画)は何ら役に立たず、次々に襲い来る難題に瞬時の判断を迫られた。本紙では同金庫及び旧警戒区域を取材。2年余経つ今も、交通網寸断、膠着するがれき処理や除染、風評被害など、福島県の復興は進んでいない。「原発の危険を知ってほしい。ひとたび事故が起きれば地元金融機関は大変なことになる」と、同金庫は当時の壮絶な模様と現状を明かした。
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