- 2012/11/15号
- 郵政、金融相 代理戦争勃発の様相
- −かんぽ不払い発覚で民営化委 容認判断先送りに
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郵政民営化委(西室委員長)は、11月15日同委員会を開き、かんぽの学資保険改定の容認を見送った。前日にかんぽの保険金100億円支払い漏れ問題が報道されたことや、金融庁からもリスク管理態勢やシステムなど様々な問題点の指摘があり、さらなる審査が必要と判断した。前回の委員会時には、15日にも学資保険改定にゴーサインを出す見通しだった。学資保険の判断後、住宅ローン・火災保険、さらにその後、企業融資についての判断が行われることになっているため、ゆうちょの貸出進出判断についても少々先延ばしとなる見通しとなった。
●郵政前哨戦 かんぽに「爆弾」投下
●西室委員長 金融庁のリストに唖然
●郵政の爆走に金融庁がクギ
●郵政相と金融相が“サヤ当て”
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