2012/10/15号
金融機関の「出口戦略」本格化
−円滑化法切れ直前 中小企業再生支援に向け
 中小企業金融円滑化法切れまであと半年。本来、同法は今年3月で終了のはずだったが、「これだけ景気が悪いのに、急激な政策変更は大変なショックになる」という融資先及び金融機関の状況に、1年延長。ソフトランディングの「出口戦略」として国が政策パッケージなど各種施策を用意したり、経産省の“尻叩き”などもあって、“延長戦”になってからここへ来て地域金融機関の取り組みが本格化してきた。

☆経産省の“尻叩き”が気運高める
☆中小企業再生支援協議会への相談、処理件数 夏から急増
☆経産省の呼びかけで地域金融機関にも火が…
☆ダントツ1位の栃木県 地元壊滅の危機感に全金融機関が結束
☆金融機関で再生の取り組みには温度差が…
☆経産省 さらにメニューを強化



郵政新規業務の認可審査、来年へ
−ビジネスモデル、上場時期不透明で
 ゆうちょ、かんぽの新規業務の認可審査は、結論が来年にズレ込む見込みになってきた。郵政側が今後の数字を伴うビジネスモデルや株式売却のスケジュールをまだ示せていないため、「年内に意見集約できる状況にない」(西室郵政民営化委委員長)とした。

●郵政ビジョン、数字もスケジュールも不透明
●民間金融機関の反発根強い 「新規業務申請取り下げよ」
●下地郵政相も11月前半の株売却時期明示を指示



畑中金融庁長官 「なお踏み込んだ支援」を要請
−関東財務局業務説明会 円滑化終了の中小企業対策で


「ゆでガエルにならず意識改革を!」
−「関財リレバン・ワークショップ」で川瀬所長



新製品開発等の中小企業を助成
−朝日中小企業経営情報センター、助成金も大幅増



川口信金 日本工大に講座「創業の基礎」を寄付



栃木県内7金融機関がATM無料提携



通帳記帳サービス150金庫に拡充
−東京センターが大幅増



東京信金 神永、島田両氏が専務に昇任



ビジネスマッチ東北 11月8日開催



湘南信金 BCP対策強化でPHS80台



京都中央信金 女性に均等で厚労大臣優良賞受賞



大阪市信金 今秋開催の2つの祭事を協賛



京都中央信金 来年度入庫の126人が内定式



白石元全信協副会長が逝去



尼崎信金 市内6店を「中核店」と「特化店」に編成



岐阜信金 「住宅ローンガイドブック」発刊



大阪市信金 「大阪ウオーク」を協賛



人事異動
城北信金、京都中央信金



                                               
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