- 2011/9/10号
- 記者メモ・被曝カーネーション
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8月18日〜、東京・秋葉原に、一部変色した「異変カーネーション」がいくつか咲いている。カーネーション(に限らず花)は白なら一様に全体が白、ピンクなら一様にピンクに咲く。長年色々な花を育ててきたが、こんな妙なものは見たことがない。
スリーマイル原発やチェルノブイリ原発近くでも事故後、奇形が発見された。福島(浪江町)では“耳なしウサギ”が生まれ話題になった。しかし、まさか福島原発から220kmも離れた東京で花の変色を見るとは思わなかった。
なぜ8月にもなって東京の花がおかしくなったのか。
8月15〜16日に東京(江東区など)の下水処理施設で、8月下旬岩手県奥洲市の下水処理施設で、ヨウ素131の値が急上昇した。これは核分裂により生成される物質。そのため、福島原発での「再臨界」の可能性が指摘されている。同原発で溶融核燃料がすでに格納容器、建屋を貫通し、地中に至り、水と反応して水蒸気を噴き上げ、放射性物質が撒き散らされたのではないかと推測する向きもある。
いずれにしろ、東京でさえこのような現象が見られるようでは、線量の高い福島県内の人々の健康はどうなのか。
一部が濃いピンクに変色
一部にしみのような異変
一番左の花は基本的には濃いピンクだが、一部だけ白く変色。なお右の花は白地に規則的に細かい模様が入っているが、こちらは正常。
本来規則的に白地に模様が入るのだが、もう模様がメチャクチャ。あるいは模様ではなく大量のしみか。
●文科省は知っていた 累積10ミリからガン死の増加−−「原子力発電施設等放射線業務従事者等に係る疫学的調査」(財団法人放射線影響協会)
●“避難の金がないから我慢してもらうしか…”
●ようやく国が除染に…
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- 振興銀「免許交付は間違いだった!」
- −検証委、“責任者は竹中元大臣”と報告
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「十分な審査をすることなくなされた日本振興銀行への免許の付与は妥当性を欠く不当なもの。金融庁は免許を付与すべきでなかった」−−。昨年9月に破綻した振興銀行について自見大臣の命を受けて調べてきた「日本振興銀行に対する行政対応等検証委員会」(委員長・草野芳郎学習院大法学部教授)は、8月26日、検証報告書を発表し、こう結論づけた。そして免許交付の「決裁責任者」は竹中元金融大臣と特定、同氏の責任を明確化した。
- 都内信金、金庫数は3分の1、預金は530倍強へ
- −信金法制定60年 都内信金の変遷
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信用金庫は、今年6月15日に信用金庫法制定60周年を迎え、9月29日にはこれを記念しての全国大会を開催する。信用金庫の前身となる市街地信用組合、協同信用組合は、昭和26年6月15日現在で653組合。これらは同年10月20日の第一次改組226金庫を皮切りに、順次、信金への改組を果たし、昭和28年6月14日までの改組期間満了に金庫数は561金庫(うち新設1金庫)となった。このうち都内信金は71金庫だったが、平成の大合併で金庫数は3分の1の23金庫に大激減した。そこで、信金法60周年を機に都内信金の信金改組60年の変遷を追ってみた。
☆都内信金 60年の合併・再編一覧表付き
- 真価が問われる1年に!
- −金融庁 平成23事務年度の監督・検査方針発表
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金融庁は8月26日、平成23事務年度(今年7月から来年6月)の監督・検査方針を発表した。東日本大震災を受け、今事務年度は「金融仲介機能の真価が問われる1年」とし、「円滑な金融仲介機能」の発揮に力点を置く。円滑化法切れも近いことから、不振の続く大口融資先の事業再編など抜本的解決を促す。また、震災の影響や不安定な海外市場の動きとともに、市場リスク、流動性リスク等を注視。みずほ銀のシステム障害、メガバンク等の為替デリバティブ販売トラブルに鑑み、システム、顧客保護にも目配りする。
- 保守論客 櫻井よしこ氏を招聘
- −10/20、日本専門新聞協会の新聞大会で講演
- 住宅の二重ローンに対策
- −私的整理ガイドライン始まる
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東日本大震災での「二重ローン」問題に対応するため、「個人債務者の私的整理に関するガイドライン」の適用が8月22日から始まった。
被災地では住宅ローン等を借りているが、震災の影響で失業したり収入が減少し、債務の弁済に行き詰まっている人が少なくない。5月末で被災3県での住宅ローンの返済滞りは6523先、923億円、条件変更は863件、122億円で、計約1000億円が、“返済不能予備軍”となっている。
債務の免除を受け身軽になるには自己破産(法的処理)をすれば良いが、一定期間、ブラックリストに載り新たな住宅ローンは組めなくなる。そこで、“自己破産同等軍”が新たな住宅ローン等を組めるように、私的整理で債務免除を受けられるようにし、被災者の生活再建を支援するもの。
- 栃木県、栃木県信金協会らの協力で観光リーダー育成塾を開講
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- 京都中央信金 住宅ローンキャンペーンを実施
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- 松下政経塾 衆参で38人が活躍
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- 小原白梅育英基金 受給者は1500人に
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- 川口信金 日本工業大へ講師を派遣
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- 福島、栃木の信金 農業融資に力
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福島県や栃木県の信金が、相次いで日本政策金融公庫と提携し、「農業融資」の強化に乗り出している。融資が伸び悩む中で、JA主体だった農業分野を開拓しようとするものだが、福島の信金は風評被害に苦しむ農家の支援も想定する。
- 炭焼き体験と水辺の交流会
- −青梅信金 美しい多摩川フォーラム、青梅市と共催で
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- クールビズにかりゆしウェアデー
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- 加藤庄右元全信協副会長が逝去
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- 「はやぶさ」を特別展示
- −尼信博物館で5日間
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- 「大阪城 城灯りの景」
- −大阪市信金 5年連続協賛 3000個の行灯提供
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- 岐阜信金 投信の新商品発売
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