- 2011/7/10号
- IFRS 大どんでん返し!
- −製造業から「悲鳴」で
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IFRS(国際会計基準)が2015年3月期に上場企業に強制適用される−−と見られてきたが、産業界の悲鳴を受けて自見金融大臣が“大どんでん返し”。6月21日、「IFRSの2015年3月期強制適用はしない」と明言。「仮に強制適用の場合も、決定から5−7年程度の準備期間を設定する」とブチ上げた。さらに同大臣から“審議会に新委員を投入して総合的な見地から論議し直せ”とのお達し。これを受けた30日の企業会計審議会総会・企画調整部会は議論百出。IFRSの意義そのものを根本から問い直す意見も出れば、IFRS参加先延ばしで日本の発言権が弱くなる懸念も出て、大揺れとなった。
◎米の後退気運、国内製造業の悲鳴で議論し直し
◎IFRSでは株の含み損益、年金の不足等も時価で損益に加える
◎生産量が減ると「損失」に
◎「IFRS採用企業は3社だけ」
◎「IFRSそのものが間違い」との声も
◎「コミットしていないと発言機会が減る」
- 信金 新役員体制固まる
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○岐阜信金、川崎信金、城北信金、多摩信金、三浦藤沢信金、大阪信金、碧海信金、西京信金、東京信金
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