- 2008/8/25、9/5号
- 金融庁 検査方針を変更
- リスク管理重視から資金の円滑供給へ
-
全国信金の預貸率は7月末54.9%とさらに下落。厳しい経済環境下、中小企業から「金融機関が貸し渋りをしている」との批判が高まり、地域金融機関は「金融庁の検査があるから貸せない」とジレンマを隠さない。こうした中、財務省関東財務局は、9月3日、さいたま市内の合同庁舎1号館で今検査事務年度の検査方針などについて、金融機関向け説明会を行った。説明に立った畑中龍太郎金融庁検査局長は、「リスク管理と金融仲介機能の円滑な発揮は金融機関の車の両輪だが、昨年までの検査はリスク管理重視だった。今年は中小企業への円滑な資金供給に光を当てる」と明言し、現場での検査官との論議を金融機関に促した。新検査方針等はすでに8月に発表されており、今回はこれを金融機関に周知徹底するための説明会。9月2日には金融庁が各金融機関に、中小企業へ円滑な資金供給をするよう異例の「要請文」を出している。「健全性」や「検査」を気にする余り、金融機関が貸し渋りに陥ることのないよう、重ねて要請した形だ。
●利用者の目線に立った検査を
●検査官の質的向上にも努力
- 金融庁業務説明会
資金供給の円滑化へ
-
- 東京東信金など5金庫 内部統制を強化
-
-
- 山口、萩信金合併へ
- ―平成22年1月12日メド
-
- 三浦藤沢信金 遊行寺薪能1800人の観客で埋まる
-
- 興産信金「緑の東京募金」に協力
- ―エコ定期発売
-
- 信金中金 遼君で涼′トぶ
- ―ロビーに平塚七夕飾り
-
- 城北信金 VISA一体型カード 共同金庫初
-
-
- 大阪市信金 国体軟式野球出場 4年連続13回目
-
-
- 応援定期など発売
- ―北海道2金庫 動物園活性で
-
- 碧海信金「トラック・バス担保融資」取扱開始
-
-
- 地域貢献、健康増進に
- ―尼崎信金 新休暇制度創設
-
- 岐阜信金 今年度第1回の金融教育を実施
-
-
新聞購読のご案内
出版のご案内