- 2007/11/15号
- ネットワーク生かし「産学官金」に力を
- ―コラボ産学官・丹治代表に聞く
- ―地域活性化の起爆剤に
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この秋、全国各地の信金では「ビジネスフェア」が花盛り。金融庁のリレバン要請もあり、「産学官金」への取り組みは増している。この中で、自金庫単独だけでなく、北陸、東海のように地区信協単位でまとまってフェアを開いたり、西武信金が地方信金に参加を呼びかけるなど、信金同士のネットワークを生かす動きが広がっている。逸早く全国の信金、中小企業、大学、官庁を、横断的にネット化し、新産業創出・育成に三年半前から取り組んでいるのが、「コラボ産学官」。ベンチャー企業に「金融」の途をつけ育成を図り、うち一社は来年にも上場の見込みと言う。事務局の丹治代表に、同コラボの現状、信金の取り組み、産学官金の課題などについて聞いた。
- サブプライムの波紋、信金にも
- −瀧野川信金 9月期11億円の赤字に
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都内信金の中でも堅実経営で知られる瀧野川信金(理事長・浅香重夫氏)が、平成十九年九月期の仮決算で、十一億七千万円の純損失を計上することになったと発表した。
これは有価証券の損失拡大を防止するため、保有していたサブプライム関連の有価証券の売却処分等を行った結果によるもの。
サブプライムローンによる米国企業の巨大赤字が日本の株式市場にも波及するなど、一時沈静化に向ったこの問題が再燃。日本経済への影響が懸念されるなか、サブプライム関連債券による損失発表が、従来の大手証券、銀行に加えて、信用金庫でも発表され、波紋を広げている。
- 西武信金目指せ$V規開拓
- −第8回ビジネスフェア from TAMA
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西武信金(理事長・山ア正芳氏)が共催する「第八回ビジネスフェアfrom TAMA」は、十一月六日、東京・新宿の新宿NSビル・イベントホール(地下一階・一階ロビー)で開催された。
- 秋の叙勲・褒章 信金業界から8氏
- −地域貢献認められ
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- コラボ産学官 「富山支部」立ち上げ
- −ベンチャー創出に期待
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- 信金会館の足跡
- −時代に即応し適宜拡大へ
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- 足立成和信金 利便性向上に
- −西新井駅前にATM開設
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- 朝日信金 寄付金贈呈
- −「ワン・1積金」から
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- 信金界草創期の功労者
- −姫路信金元理事長・会長 三宅具哉氏逝去
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