- 2007/10/25号
- 信金道は「守・破・離」の精神で
- ―大阪信金・目良理事長に聞く
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「純血主義」を通してきた大阪信用金庫は、平成四年の東洋信金営業店の事業譲り受けを皮切りに、相次いで破綻金庫の事業譲り受け、合併を実行し、信用金庫業界の信用維持に努めてきた。この間、不良債権の処理、店舗の統廃合、人事問題等、山積する合併後の課題を克服し、昨年度の業績は、預金一兆三〇七四億円、貸出金八三五四億円、業務純利益一〇二億円、当期純利益九二億円と近来にない好調な実績を示し、いよいよスケールメリットを追求する体制が整ってきた。そこで平成十八年二月、溝口前理事長の後を受けて就任した目良紀夫理事長に今後の経営方針等について聞いてみた。目良理事長は、日本の伝統芸能や芸術などで受け継がれてきた「守・破・離」の言葉を引用して、道を極めることの大切さを力説。そして、平成十九年度からの新たなビジョン「恒久資産の創造」を推進し、「大阪」「女性」をキーワードに地域に根ざした活動を展開するなど、大阪信金の今後の方針を語った。
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