- 2007/9/25号
- REITの格付甘いのでは!
- ―サブプライムローンと同じ構造
- ―不動産鑑定評価 第三者チェックが必要
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先般、国交省が七月一日時点の公示地価を発表し、都会の一等地で大幅に地価が値上がりした事実が確認された。この不動産市況活況の核≠ナあり、リード役≠ニなっているのが、REIT(不動産投資信託)であるが、久富不動産鑑定事務所の久富可美不動産鑑定士は、サブプライムローン同様、REITも、商品組成側と格付け機関、不動産鑑定評価側の利害が一致しているという構造的な問題があり、「格付けや鑑定評価が甘くなっている」可能性を指摘、「顧客(消費者)に累が及ぶ前に対策を」と、弊紙に緊急寄稿≠寄せた。
- REIT指数 1週間で2割暴落
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- 郵政民営化 そう簡単ではない
- −貯金残、口座数はまず、減少か
- −中小企業融資にノウハウがない
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郵政民営化がいよいよ十月一日にスタートした。持ち株会社の「日本郵政株式会社」の下、「日本郵政公社」が、郵便配達などを行う「郵便事業株式会社」、「株式会社ゆうちょ銀行」、「株式会社かんぽ生命保険」、窓口として金融商品の委託販売などを行う「郵便局株式会社」に分社化・株式会社され、日本郵政グループ≠ニして船出した。総資産三百五十兆円、平成二十年事業度の純利益見込み五千億円強、社員数約二十四万人−−という、まさにマンモス金融グループ≠フ誕生。日本郵政株式会社の初代社長は、西川善文元三井住友銀行頭取。同副社長及び株式会社ゆうちょ銀行社長は、高木祥吉元金融庁長官が務める。
- 東京23区収益用不動産売れ残り≠ヨ
- −地価上昇にもブレーキ
- −基準地に見る地価動向から
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- 山形信金 山形庶民信組と合併
- −平成21年5月めどに基本合意
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- 金融商品取引法に大わらわ
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- さわやか信金 店舗の効率利用推進
- −麻布支店を新築移転
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- 岐阜信金 クリニック簡易市場調査
- −サービスの無料受付延長
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- 京都中央信金 役員体制を強化
- −副理事長に三角専務昇任
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- 人格円満な人柄 金庫内外に好かれた
- −元日興信金理事長 宮永正巳氏逝く
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