2007/7/15号
耐震対策に万全の準備態勢を!
―新潟県中越沖地震に学ぶ
 七月十六日(月)午前十時十三分、連休最後の遅い朝を迎えていた人々を、マグニチュード六・八の巨大地震が襲った。新潟県中越沖地震。震源に近い柏崎市、刈羽村、長岡市では震度六強、上越市、小千谷市、出雲崎町は震度六弱を記録。木造家屋は一瞬にして瓦礫の山と化し、沿岸部では一斉にガケ崩れが起こり道路を塞ぎ、なお溢れた土砂が海をも埋めた。国道も県道も大きな陥没と亀裂が入った。JR越後線で発車を待っていた列車は四十五度に傾いて脱線。「日本で最も海に近い」青海川駅はホームまで土砂に覆われた。柏崎刈羽原発では変圧設備が一時間四十分黒煙を上げ、放射能を含むドラム缶が倒れ四十のフタが開き、放射能が海へ、空へ放出された。死者十一人、重軽傷者千八百十三人、全壊家屋九百六十一、最大避難者数一万二千人−−。新潟県中越沖地震は深いツメ跡を残し、県は「被害総額は一兆五千億円に上るだろう」と発表した。

☆その時、金融機関は…
☆柏崎市内企業に被害大きい
☆関東、東海に大地震が来たら?



財務省、新陣容整う
 財務省は七月十日付で幹部クラスの人事異動を発令し、新事務次官に津田廣喜主計局長、財務官には篠原尚之国際局長、主計局長に杉本和行大臣官房長、理財局長に勝栄二郎大臣官房総括審議官が就いた。  一方、財務局人事では、財務局長・財務支局長が中国を除く、八財務局、一財務支局で交代となり、新陣容が整った。


金融庁長官に佐藤隆文氏



主要金庫、好決算相次ぐ
☆尼崎信金、碧海信金、城北信金



信金役員人事異動
〇大阪市、城北、興産、淡路、西京信金







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