- 2007/6/5号
- 金融庁 経営力強化へ
- ―中小・地域金融機関向け監督指針改正
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金融庁は、「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」の一部改正案を、五月三十一日、公表した。先に金融審議会が示した地域密着型金融の今後の方向(新・リレバン=jを受けたもので、地域の企業や地域経済全体の改善を通じ、地域金融機関としての生き残りを図るよう求めている。信金、信組については、リレバン対応を見るだけではなく、ガバナンス、コンプライアンス、リスク管理といった、金融機関としての課題や弱点が指摘されていることから、こうした自らの「経営力の強化」に対する取り組み状況についても検証する。
◎信金、信組にはガバナンス促す
◎「相互扶助 非営利」の」特性発揮を
- 青梅信金 「美しい多摩川フォーラム」発足へ
- −経済活性、環境保護柱に
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【青梅】青梅信金(理事長・森田 昇氏)は「多摩川」をシンボルに地域の活性化と自立を図ろうと、行政、NPO、大学、地元中小企業、個人らと連携し、任意団体、「美しい多摩川フォーラム」を七月二十一日に発足させる。信金が旗振り役となって河川に着目した地域活性化策を行うのは、初めてとされる。観光による「経済」活性、流域の「環境」保護、地元学校等への「教育文化」を三つを柱に、「美しい多摩川百年プラン」を策定し、息の長い取り組みを行う。同金庫の営業エリアである多摩川の上・中流部だけでなく、源流の山梨県や下流の川崎まで声をかけ、地域横断的な幅広い活動とする。「地域づくりは、非営利、相互扶助の協同組織金融機関である信金にしかできないこと」(同金庫・宮坂地域貢献部部長)。同金庫では同活動を信金ならではのリレバンと位置づけ、「末永く、百年続けていきたい」と意気込んでいる。
- 川崎信金 稚魚1万匹放流
- −多摩川の環境保全で
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- 頻発する業務改善命令
- −どこまで問えるか、「経営者責任」
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- 鶴岡、酒田信金 来年3月合併へ
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- 第十回信用金庫社会貢献賞
- −会長賞に永和信金
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- 信金中金 田邉専務、副理事長に
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- 川崎信金、横浜信金 発明協会と包括契約
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- 群馬3金庫 「しののめ」信金に
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- 川口信金 鳩ヶ谷支店
- −バリアフリーに新築
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- ぎふしん記念財団 憩いの場 輪広げる
- −県民会館へ木製ベンチ贈る
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- 東海地区信協 ビジネスフェア、11月に
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- 人事異動(城北、大阪、東京信金)
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