2007/2/15号
金融庁、兆円信金の見直しに本腰入れる!
―信金界、二分論に正念場の年
 メガバンクの不良債権処理も終わった今、過剰公務員で手の余った金融庁は、金融界全体の見直し作業に入っている。その一環が、昨年末に浮上した「協同組織金融機関の見直し論」であろう。信金や信組の銀行化を可能とした昭和四十三年の金融二法制定後も、何度も何度も手を変え品を変え、協同組織融機関の銀行化が取り沙汰されてきたが、金融機関の不良債権処理と再編で当局もそれどころではなく、毎度、立ち消えとなってきた。だが、金融界が落ち着き、兆円信金≠ェ続々誕生した今、当局としては本格的な見直し論議の好機=A信金業界は業界二分の危機≠迎えている。

〇一部金庫見て右に同じ≠ヘ困る
〇大半は「落穂拾い」に徹している
〇卒業生金庫≠ヘ銀行化の道あり
〇合併させられ兆円金庫になってしまった所も
〇規模大きくても業務内容は銀行と差が
〇全信協、存亡の危機
〇「信組を巻き込むな」


景気よいやら悪いやら
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