2007/2/5号
慣れ≠ェミスの原因に
―NTTデータ、東京共同、相次ぐ失態にガックリ
―システム障害 手順書精緻化など急ぐ
 また信金でシステム障害――。昨年十二月の個信センターへの登録プログラム設計ミスに続き、今度は、本人確認法施行令改正後の一月七日から九日、東京共同センター加盟の二十一金庫で十万円超のATMでの現金振り込みが二百六十四件成立してしまった。なぜか信金業界にだけたび重なって起きる凡ミス≠ノ、NTTデータも、東京共同センタートップ陣も、弱り顔。「共同センターに任せればきちっとやってくれる」、「NTTデータに任せれば大丈夫」――。三十数年来の信頼関係、裏を返せば、「『慣れ』の中に、ミスが起きた」と、NTTデータ側も東京センター側も指摘し、手順書の緻密化や、監査の厳格化など対策を図る。



ミスは人に依存する


中小・ベンチャー企業への投資に力
☆共同で10億円――大阪・尼崎・大阪東信金、堺市地域産業振興ファンド
☆「産学官金」に的――あおもり信金 コラボ支部活動の一環


「足銀では足りないから、信金がある」
―足利小山信金・篠田洋行理事長に聞く
 【足利】足利信金と小山信金が平成十六年十一月に合併し足利小山信金となって約二年。栃木県では、地域金融の中心的存在だった足利銀行が平成十五年十一月に国有化され、まだ事業譲渡先も決まらず、中小零細企業の信金への期待は一層高まっている。こうした中、足銀専務取締役を経て十七年十月に同金庫の理事長に就任したのが、篠田洋行理事長。就任から約一年。バンカーとしての厳しい経験を生かしながら、地銀とは一味違う「信用金庫ならでは」の特性発揮で地域振興に挑む同理事長に抱負を聞いた。

◎融資は小口で1000万円以下に
◎信金制度は絶対に必要


信金中金 機械設備評価の新サービス
―しんきんMEサポート


興産信金 前川理事長 所信を表明
―「使命と責任自覚」 新春交流会で


世田谷信金 文化財の保護へ
―自衛消防隊が消防演習


高山信金 創立80周年で「記念誌」発刊
―読みやすさが編集の重点
 【高山】高山信用金庫(理事長・細尾 晃氏)は、このほど八十周年記念誌『地元と共に八十年』を制作、関係先に配布した。  この記念誌は、創立八十周年記念事業の一環として制作が進められていたもので、小中学生が地元のことに興味を持つ一助になればということで、各年代の地域の写真や絵はがき、切手などがふんだんに使われている。  構成は、「八十年のできごと」、「たかしんのあゆみ」、「たかしんのすがた」の3部からなる。  全体の70%以上を占める「八十年のできごと」は、各年ごとに見開き2ページを使い、年表とその年の写真で構成され、見やすさに工夫が凝らされている。  体裁は、A4変型判。224ページ。発行部数3000部。  なお、この年誌制作は、当社出版事業部が担当した。

興産事件 判決下る


記者メモ「格差社会」





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