2004/6/30号
「中小企業回復は信金の手に!」
−信金大会で地域・企業再生、改めて誓う
 伊藤達也金融担当副大臣、中川昭一経済産業大臣(代読・望月中小企業庁長官)、武藤敏郎日銀副総裁、山口信夫日本商工会議所会頭を招き、全国信用金庫大会が六月二十五日午後三時から東京・大手町の経団連会館で行われた。  山口日商会頭や長野全信協会長は、「大企業は業況が良くなってきたが、中小企業はまだ厳しい。政府は地域金融機関にさらなる健全化を求める方針と聞くが、この大事な時期に不良債権処理を急ぎ、融資先の切り捨てや、せっかく芽生えてきた企業再生の芽を摘むことにならないようにしてほしい」と、中小企業や地域の実情に即した金融政策を強く訴えた。  なおペイオフ解禁拡大については、長野全信協会長から反対・延期要望はなく、「業界として万全な体制整備に努める」と述べるに留めた。
☆「中小企業の救世主」「地域・企業の回復は信金に」−山口日商会頭
☆地域と金融の一体再生を目指す−長野全信協会長
☆ペイオフ解禁拡大を!−伊藤金融担当副大臣
☆景気本格回復は中小企業が鍵。共に中小企業活性化図ろう−中川経済産業大臣
☆成果あるリレバン期待−武藤日銀副総裁


全信協、西武信金などを表彰
−リレバン時代で社会貢献賞、着実に成果



信金総会特集

〇「公的資金活用も」−宮本理事長、信金中金総会で
〇六年ぶりプラス−しんきん保証
〇次期シス「成果物」処理−SSC
〇好調決算で石原新社長、自信の挨拶−しんきんクレジット
〇信金パートナーズ好調も
〇信金同友会新代表幹事に高橋氏(東京東)




「経営者は、責任の大きさを自覚して」
−預金保険機構・松田理事長、八年間を語る
 預金保険機構の松田 昇理事長は、平成八年に最高検刑事部長から着任し四期八年、預保理事長を務めてきたが、六月二十三日に退任することとなり、二十二日、東京・有楽町の預保会議室で記者会見を行った。  松田理事長はこの八年間を振り返り、「多事多端、激動の八年間だった。いつも『九回裏二アウト』でバッターボックスに入る気分だった」と、苦難の日々を語った。  だが、「役職員が志と責任感とやりがいを持って、難しい仕事をやってくれた。皆に支えられ、皆と苦楽を共にし、一体感を醸成し、難局を乗り越えたことが沢山あった。預保は『第二の職場』ではなく、『私の人生の一部』。大変幸せだった」と、同時にやりがいに満ちた日々を振り返った。

復活「コント五十五号」に感激!
−興産・観劇会開く








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