- 2004/5/25号
- UFJ、新体制で出直し
- −旧三和色大に地元東海、警戒感も
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UFJ銀行、UFJホールディングス、UFJ信託銀行のUFJグループは、十五年度決算見通しで二期連続赤字となり、業務改善命令の対象となったことから、寺西正司UFJ銀行頭取はじめ杉原武UFJホールディングス社長、土居安邦UFJ信託銀行の首脳陣が公的資金注入行への「三割ルール適用」で責任をとって辞任。 新体制となってスタートとすることになった。
新首脳陣には、UFJ銀行頭取に沖原隆宗、UFJホールディングス社長に玉越良介、UFJ信託銀行に安田新太郎各氏が就任、実質三和銀行出身者がトップを占めることになった。
- 新銀行、開業までに課題山積
- −東信協と業務提携も、「銀行」都合で信金ヤキモキ
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東京都が千億円を出資し、来年七月開業する「新銀行東京」が、この四月一日に株式会社として正式に発足した。
さらに、五月二十四日には、同行と東信協が包括的な業務提携を結び、東信協が新銀行に協力することが正式に確認された。
二十五日には、新銀行東京の旗振り役で、ここまで同構想の具体化に漕ぎ着けてきた大塚俊郎東京都出納長が、石原都知事から「副知事」に登用されることが明らかになり、六月の都議会で正式に認められる方向だ。
「いよいよ構想、具体化か」
「信金はどう関わるのか」
「信金への保証は増えるのか」
「信金のATMを新銀行東京に解放したら手数料はいくらになるのか」
など、各都内信金や他金融機関では、早速、具体的な提携内容に興味津々だが…。
- 全信協会長候補決まる
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- 信金中金、理事候補出揃う
- −ポスト宮本♀ワみで…
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〇関西の理事枠増加要望は…
- 信用金庫社会貢献賞会長賞に西武信金
- −「地域再生」では、岐阜信金など
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毎年、地域と共に歩む信用金庫の各地域でも様々な地域活動、社会貢献活動を顕彰することで始まった信用金庫社会貢献賞も、平成九年のスタートから、今年で七年目を迎える。
今年は、政府のリレバン方針が出てから実質一年目が過ぎたことと、信金業界三年計画で「地域社会の再生・活性化をめざす」ことを推進していることなどから、新たに「地域再生しんきん運動・優秀賞」を新設した。
こうした中、今年度の「信用金庫社会貢献賞」の選考が決まり、内定した。
- 「地域の思いやりを地域に還元」
- −三浦藤沢信金・市民コーラス、18回目に
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【横須賀】「風薫る五月」は、まるでこの三浦半島のためにあるかのような言葉だ。まぶしい陽光に、海から渡る南風が爽やかに吹き抜ける中、三浦藤沢信金(理事長・小川善久氏)の第十八回目となる市民コーラスの集いが、五月二十九日、よこすか芸術劇場で開催された。
今回は、七〇年代に活躍した「トワ エ モワ」が出るとあって、青春時代を懐かしんで高齢の方を中心に千八百名の観客が、早い時間から会場に足を運んだ。
- 「大学には多くの種がある」
- −朝日信金「コラボ産学官」に、学の期待大
- 朝日信金(理事長・塚原和郎氏)と潟Lャンパスクリエイトでは、先月、産学連携組織「コラボ産学官」を設立し、地方国立大十校が同金庫船堀センターですでに活動を始めているが、同取り組みのPRも兼ねて五月十四日、同センター二階大ホールでオープニングセレモニーを開催した。
- ペイオフ認識に温度差
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金融機関の経営者層は、「万が一」のことを考え、ペイオフ完全解禁に伴う「風評リスク」に神経を過敏に尖らせているが…。
- 碧海信金、「リレバン賞」を創設
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- 大阪市・新堂理事長、(財)大阪市体協会長に
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- 愛知県信協、会長交代に
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- 「経営効率化に自助努力」
- −都信協総会終わる
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東京都信組協会(会長・近藤 宏中ノ郷信組理事長)では、五月二十五日、東京・京橋の信組会館で第百十二回定期総会を行い、平成十五年度事業報告案並びに収支決算書案等について審議、承認した。
- 人事異動−朝日信金
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