- 2004/4/15号
- 技術立国日本、復活できるか?
- −開発意欲あっても、資金がない
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「技術立国・ニッポン」として世界を席巻した日本企業の様子が、最近おかしい。プラズマTVや携帯電話、DVDなどのデジタル家電関係は元気があるものの、これは一部の動き。多くの企業が技術開発力を失い、世界をリードしてきたメーカーでさえ、本業部門の力を失いつつある。日本の技術は一体、どうなるのか。信用金庫はじめ地域金融機関がリレバンとして地域活性、産業再生を謳う中、「モノづくり」の現場はどうなっているのか。中小企業の技術に詳しい技術者OBや商社関係者に、日本の技術の現状を取材してみた。
- 「金融庁はザル≠ゥ」
- −風評リスク拡大に憤り
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週刊文春4月15日号「あぶない地銀12・信金49・信組29」をはじめ煽り記事が続き、ペイオフ全面解禁を一年後に控えマスコミの砲火が本格的に始まったことに、各金融機関からは強い危機感が上がっている。しかも今回は公的資金新法の「金融機能強化法」新設にあたっての金融庁の内部資料がいとも簡単に流出したもの。金融機能強化≠ネらぬ風評リスク強化≠フ事態に、金融業界からは金融庁に対する強い不信感と憤りが沸き上がると共に、ペイオフ全面解禁への危機感がより強化≠ウれたようだ。
- <リレバン特集>
- 元気な企業、独創企業を表彰
- −東信協、優良企業表彰式開く
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リレバンの精神を早い時期から実践してきているのが、東信協と加盟金庫で作られた「しんきん協議会連合会」が行っている「優良企業表彰」である。
大企業に比べて、なかなか日の当たらない取引先中小零細企業の「技術」や「成果」などを学者や中小企業診断士といった専門家を交えて「きちんと評価」し、高い水準にある企業を顕彰しようと始まったこの制度こそ、信用金庫本来の中小企業育成の真骨頂と言うべきものだろう。
- 朝日信金、「産学官コラボ」旗上げ
- −全国十の国立大を誘致、地元企業と新事業創生へ
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- 合併で力ある地元密着推進へ
- −ぐんま信金、小川理事長に聞く
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- 「二代目経営者もファンに」
- −「若手経営者の会」、拡大へ
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戦後の荒廃から事業を興した中小企業創業者も、今や七、八十代。中小企業の経営者は、今、ちょうど創業者から二代目へと「代替わり」の時期を迎えている。
その企業の創業当時から関わり、企業を育成、発展させ、中小企業と二人三脚で歩んできた信用金庫は、創業者トップから絶大な信頼を得ているが、代替わりした二代目経営者にも引き続き自金庫のファンになってもらいたい−−と、二代目経営者に的を絞って「若手経営者の会」を組織する信用金庫も見られている。
☆充実内容の青梅信金に今後の戦略を聞く
☆都内信金の取り組み具合、一覧表付き
- Σバンク、4金庫合同で実効あるリレバン
- −異業種交流会や金融公庫と提携も
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中・小規模ではなかなか異業種交流やビジネスマッチングを行っても成果が出にくいと言われるが、都内城東地区にある足立成和、亀有、小松川、東榮4金庫では、まさに業務提携によるΣバンクグループの強みを出したリレバン展開を行っている。
- 水戸信金、「開業ローン」順調に
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- 全会員にアニュアルレポート−かんら信金
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- 人事異動
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〇岐阜信金
〇東京信金
〇京都中央信金
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