2004/3/15号
信金は益々有望な地域金融機関に!
−西武信金・貫井理事長に企業創生を聞く
 大塚 西武信金さんは、さる二月に「第一回企業フィランソロピー大賞」の特別賞として「リレーションシップ・バンキング賞」という企業奨励賞を受賞されましたね。本日は、この賞の対象となった西武信金さんのリレバンぶり≠ノついて、より具体的にお話を伺いたいと思います。
 西武信金さんは、二〇〇〇年五月より、東日本の信金で初めて、異業種交流を行う「西武ビジネスフェア」を開催されました。毎年好評で、今年の参加企業数は二百三十一社、有効商談件数四十七件と聞いております。
 さらに、広域多摩地域の産業クラスター計画を進める「TAMA産業活性化協会」への取り組み。
 これに関連し、地域の大学と連携して新事業・新製品創出を図る「TAMA−TLO梶v(二〇〇〇年七月設立)への参加。
 そして、新規起業支援や株式公開の支援をする「西武しんきんキャピタル梶vを二〇〇三年二月に設立。
 同年四月には、全国の産業クラスターで初のベンチャー基金の「TAMAファンド」に出資されました。
 他にも、ベンチャー企業にオフィスを貸し出す西武インキュベーション・オフィス。今年一月の商工中金との業務協力提携の締結。さらに金庫自体の融資制度としても無担保で一億円まで貸し出す「新事業支援融資制度」や、一千万円までの「事業活性化支援融資」を揃え、創業支援や企業活性のために様々な取り組みをされています。その時代のニーズに敏感に対応した仕事ぶりは、信金だけでなく全国の地域金融機関から大変注目されております。
 ところで、そもそも最初のリレバンへの取り組みのキッカケというのは、どういうことだったんでしょうか?

〇摂津信金(現・摂津水都信金)の異業種交流会がヒントに…
〇「産学官」にプラス「金融」を提案
〇経済産業省の名尾前局長が非常に熱心だった
〇最初は「理事長は何やってるの?」と
〇「仕事の鬼」−貫井理事長評


八光、阪奈、合併へ断!
 【大阪】八光信金(本店=大阪府八尾市、理事長・宮沢幸彦氏)と阪奈信用金庫(本店=大阪府大阪市、理事長・芳岡重雄氏)では、来年二月十四日に合併することを決め、三月八日、発表した。
 合併後の預金量は一兆二〇八億円と、府内第三位となる。
 手続き上、存続信金は阪奈信金。本店は現在の八光信金の本店に置く。


盛大に創立80周年祝賀会開く
−川口信金、新標語「我らの決意」を発表


本当の価値は値段の奥に
−千代田区しんきん協議会で、『なんでも鑑定団』の岩崎氏が「目利き」講演会



地域再生は「地域の特徴を出す」
−昭和信金、経済講演会など



商工中金が初のDDS
−中小企業再生で
 商工中金では、中小企業再生支援のため、国内初のDDS(デット・デット・スワップ)を、都内の金属部品製造会社に対し三月十一日に実施した。



信金ユニシス組≠フ共同@用化進む



北海と古平信金、来年2月合併へ
 北海信金(本店・北海道余市町、理事長・伊戸隆紀氏)と古平信金(本店・古平町、理事長・越中庄司氏)では、来年二月十四日をめどに合併することで合意した。
 合併で預金量は三八一二億円(今年二月末)となり、札幌を抜き、道内で旭川、帯広に続き第三位の規模となる。





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