2004/1/5号
新春特集
政府、金融団体トップからの年頭メッセージ
☆勇気と希望持ち、国難に立ち向かおう!―小泉純一郎総理
☆強固な金融システムを構築―竹中平蔵金融大臣
☆世界最強の産業群、裾野産業育てる―中川昭一経済産業大臣
☆頑張る中小企業を応援―望月晴文中小企業庁長官
☆金融の再生・安定に全力―松田 昇預保理事長
☆新たな経済発展を後押し―三木繁光全銀協会長
☆豊かで活力ある地域実現へ―平澤貞昭地銀協会長
☆「信頼される銀行」に―綿貫弘一第二地銀協会長
☆地域の再生こそ日本再生の原点―長野幸彦全信協会長
☆信金支援に全力―宮本保孝信金中金理事長
☆地域活性、住民の幸せに、業界一丸となって−大前孝治東信協会長
☆経営健全化に万全期す−宮坂久臣関信協会長
☆和をもって貴し−齋藤有司東北信協会長
☆東京再生が日本変革に−石原慎太郎東京都知事
☆デフレ克服最優先で景気回復を!−山口信夫日商会頭
☆中小零細事業者に即した金融検査を―網代良太郎全信中協会長
☆コミュニティー再生の「核」に−花野昭男全信組連理事長
☆制度継続と安定運用を−溝口 肇信金年金理事長
☆労使が認識共有を−藪崎丈尚同友会代表幹事
☆「頼りにして下さい、センターを!」−小川善久東京共同センター理事長
☆速やかな社会保障改革を−渡辺賢治東信健保理事長


新春特集
各信金トップの新春メッセージ
☆地域の期待に応えられる「城北信金」に−大前孝治城北信金理事長
☆地域の完全な勝ち組に−井上映治足立成和信金理事長
☆積極果敢に前進−新堂友衛大阪市信金理事長
☆日本としての国益考えて−佐原正三函館信金理事長
☆地域を変化させる力を−塚原和郎朝日信金理事長
☆地域金融の原点をめざすとき−渋谷敦士アルプス中央信金理事長
☆顧客満足(CS)から顧客感動(CD)へ…−音瀬晴夫岐阜信金理事長
☆リレバン精神の徹底を−杉山信治旭川信金理事長
☆この街のホームドクター−溝口 肇大阪信金理事長
☆「とましん」ブランドの定着を−窪田 護苫小牧信金理事長
☆取引先企業の改革支援を−古川育史福岡ひびき信金理事長
☆地域金融の原点に−石木三郎関信金理事長
☆驀直に去れ−橋本博之尼崎信金理事長
☆地元と苦楽をともに−木村 功桑名信金理事長
☆照顧脚下−布垣 豊京都中央信金理事長
☆お客様のために熱い心と思いを−大石二郎東京信金理事長
☆リレーションシップバンキングは信用金庫の原点−寺尾嘉剛川崎信金理事長
☆取引が自慢できる信金に−高木一之広島信金理事長
☆感謝の気持ちで八十周年−山口泰男川口信金理事長


第二特集
都の新行は民間金融の補完に徹する!
―東京都・津島出納長室理事に聞く
 大塚 昨年五月に石原都知事が「新銀行設立構想」を大々的にブチ上げてから約半年。都では、専門家らとの議論を煮詰め、このほど、新銀行の「基本スキーム」を発表されました。
 都側では当初から信金との緊密な連携を望んでいたようですが、「都民の絶大な支持を受ける石原都知事が設立する新銀行に、預金や融資を取られるのではないか…」と脅威に感じた都内信金から、「民業圧迫」「オーバーバンキングの時代になぜ」などと、新銀行構想に批判的な意見や消極的な意見が聞かれ、中には東信協総会で「都内信金には反対が多いから、直ちに決を採れ」と迫った信金もありました。
 しかし一方で「新銀行との提携は、ペイオフ時代に信用力とステータスを高め融資機会を広げる絶好のチャンス」「積極的に話し合いに参画し、是々非々で対応すれば良い」などの積極論も都内信金から出るようになり、東信協ではこれら意見を反映して夏頃からは、少しずつ会議の場に参加するようになりました。
 ただし「信金との都側が信金にどういう提携を望んでいるのか」「それを見てから判断しよう」と様子見≠セった信金もかなり多かったようです。しかし、このほど都より基本スキームが出たことにより、都の新銀行と都内信金との提携についての絵柄が明らかになり、各信金で何を具体的に協力できるのかを検討できる段階に入ってきたようです。
 今日は、新銀行が何を目指すのか、信金に何を期待するのかといった問題を、新銀行開設準備委員会の責任者である津島理事に、今話せる段階でのざっくばらんなお話を伺いたいと思います。








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