- 2003/11/15号
- 大阪、南大阪信金、合併へ!
- −預金量一兆三千億円で大阪トップ
- −合併で府下全域カバー
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【大阪】大阪信金(理事長・溝口 肇氏、本店・大阪市天王寺区、預金量・七四四五億円)と南大阪信金(理事長・山中邦夫氏、本店・堺市、預金量・五五九五億円)では、来年十月十二日に対等合併することで合意し、さる十一月四日、記者発表した。
両金庫合わせた預金量は一兆三〇四〇億円で、大阪府内でトップ、全国で十三位となる。
- 都、外銀信託買収へ
- −新行トップに元トヨタの財務担当
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設立構想発表から、その動向が注目されていた東京との銀行構想の基本内容が固まった。
十一月四日、定例記者会見で石原都知事は、BNPパリバ信託銀行を買収し、その基盤の基に新銀行を立ち上げる構想を明らかにした。
- 井須氏ら21名が受章
- −今回から等級制度なくす
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政府では、十一月三日の文化の日に秋の叙勲受章者を発表した。
信金界からは、叙勲が七名、褒章が十四名。
叙勲制度は平成十二年秋から政府関係者や有識者により見直し論議が行われ、十四年、十五年の閣議決定で、今回から内容がやや簡素化された叙勲制度が施行されている。
信金業界では、「二兆円」金庫の京都信金の井上達也理事長。今話題のリレバンの先駆者とし地元の産業(観光など)を興し、飛行場を誘致するなど地域興しに徹底し、今では全国有数の健全金庫として有名。業界では長らく北海道信協会長、全信協副会長を務めた稚内信金の井須孝誠理事長が、今回の業界叙勲者の中では最高の旭日小授章を受章した。
また宮古信金の斉藤理事長ら四氏が、旭日双光章の栄に浴した。
- のと共栄信金、始動
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石川県七尾市を中心に能登半島一体を営業エリアとする能登信金と、金沢市に本店基盤を置く共栄信金が合併、11月4日、のと共栄信金としてスタートを切った。
預金量は2343億円で県内2位。
- 「総代会制度」見直し迫る金融庁
- −経営等の透明性言うが…
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〇「潰れた所はワンマンだった」当局
〇「しかし健全な所、少なくない」金庫
〇当局、協同組織の銀行化狙う?
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