- 2003/10/5号
- 信金年金、14年度不足金、1140億円に!
- −資産目減りで健全性要件、満たしていない
- −株価変動し、一喜一憂材料に
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信用金庫厚生年金基金(理事長・溝口 肇氏)では、九月十二日、代議員会を開き、先に年金受給者・受給待機者・加入者から「給付額三五%カット」(信金年金独自部分)の同意を得たのを受け、平成十六年四月から新制度(「確定給付型」と十五年四月に認められたばかりの「キャッシュ・バランス・プラン」のミックス型)に移行することなどについて了承した。
「信金年金を無くしたくない」「何としても残したい」という加入者、受給者、金庫の思いが結集。
これで、十三年度までの「二〇五〇億円」という巨額の積み立て不足は、一挙に全額「解消」されることになった。
今、大きな大きな峠を一つ越え、信金年金関係者や信金年金加入者、受給者間には安堵感が広がっている。
だが、信金年金の危機は、これで終わったわけではない。
〇信金年金、最大の壁は「信用金庫」?
〇年金会館できてたら、「潰れていた」!?
- 城北信金、役員体制決まる
- −二兆三千億円でスタートへ
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王子、日興、太陽、荒川の城北四信金では、来年一月十三日に合併し「城北信用金庫」となるが、さる十月一〜二日の四金庫での臨時総代会を経て正式に城北信用金庫の役員体制が決まり、六日、四金庫より発表された。
- リレバン時代に時宜得た出版
- −新堂友衛氏(大阪市・理事長)が自伝
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大阪市信金は昨年創立七十五周年を迎え、このたび記念事業の一環として「新堂友衛 自伝」を編纂・上梓した。
タイトルは『駆け抜けて 昭和と平成 そして人生』。
- 反省なくして次期シス再挑戦はいかがなものか?
- −東北地区信金筋の見解
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- 常に全力投球の人生だった…
- −亀有・矢澤会長、惜しまれて逝く
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亀有信金の矢澤洪三会長が、九月二十九日午前八時二十八分、都内の東部地域病院で死去した。享年七十二歳。
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