- 2003/7/15号
- 信金界、石原新行構想に、具体案待ち!
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さる五月、東京・新宿の都庁会見場に参集した多くのメディア注目のうちに行われた記者会見で、石原慎太郎東京都知事は、新銀行設立構想を打ち上げた。当初は、預金規模五兆円。二百人の従業員でスタートし、無担保の中小企業金融を行う―というもの。この設立にあたり、地元密着を掲げ地域金融・中小企業金融を常日頃から行っている大衆金融機関の信用金庫の知恵やノウハウ、支援を是非お願いしたい―として、信金業界に好意的なエールを送った。それから、約二カ月。突然のラブコールに業界も当初は戸惑い、業務内容で重複する懸念もあったことなどからやや困惑する向きもあったが、石原都知事を応援し、知事に投票した三百万人の都民の切実な期待の声を無視するわけにも行かず、信金業界としては慎重に都からの次なる具体的な提案を待っている状況にある。
- 滋賀第一の信金に
- −彦根、近江八幡合併へ
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【彦根】関西の水源として名高い琵琶湖に分断される滋賀県。岐阜と京都の間にあるものの関西経済圏に入る。
この湖東地区の彦根市にある彦根信金(理事長・橋本貢治氏)と、近江八幡市に本店がある近江八幡信金(理事長・宮川行雄氏)では、七月十八日滋賀県庁で記者会見し、来年七月をメドに合併することを発表した。
- 甲府、山梨信金が合併へ
- −県内1金庫に
- さる六月二十七日、甲府信金(理事長・今井 進氏)、山梨信金(理事長・和光 泰氏)では、来年二月をメドに合併する旨、発表した。
両金庫合わせた預金量は約八千六百億円で、県内では山梨中央銀行に続く第二位の規模となる。合併後自己資本比率は八・一〇%。
- 去る人、悲喜こもごもの今年の総会、総代会
- −豊島、黒田、渡邉会長など…
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- 社会・文化貢献認める
- −リレバンで、信金の地域貢献広がる
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- 制度融資で、信金、圧倒的なシェア会
- −東信協表彰式で東京都担当部長述べる
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- リレバンの「担い手」に
- −東信協総会
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- 「毎月、ディスクロする」
- −小川新理事長、東京センター総会で
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- 創業社長、豊島氏、退任へ
- −SIS、新体制で信金支援
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- 体質改善効果で順調な伸び
- −しんきんクレジット
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- 健全体質へ、案件小口化図る
- −しんきんリース総会
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- 小山信金、後藤氏、会長に
- −理事長には、松田専務が
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